「マーケティング」という言葉を私が目にして勉強していたのは今から15年位前のことです。
今ほどネットも進んでいなくて、情報の収集もオフラインもまだまだ多かった。
当時私は治療院を経営していて、今よりも売上げを上げよう。集客しよう。そう思って、なんとなく凄そうな「マーケティング」というキーワードを目にしてこれを勉強すれば売上げが上がると信じ勉強すると決めた。
マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。wikipediaより引用
これだけみると、モヤモヤしますよね。
「マーケティング」を学べば、売上げに直結するだろう!そんな気持ちで「マーケティング」という雲をつかむようなこの言葉に惑わされながら、勉強実践してきた。
当時はインターネットもほとんど活用されていないような頃で、ネットも使ってはいましたが、本屋にも足を頻繁に運び、集客のために、売上げアップのためにスグ使えるものはないか?スグに実践できるのはどれ?と情報をあさり、マーケティング関係の勉強して身につければいいだろうと思っていました。
キーワードで引っかかった本はどんどん読み漁り年間数百冊。頭に入っていたかは別として突っ走っていました(笑)しかし、ビジネス本もマーケティングを素人にもわかりやすく解説しているようなものも有りませんでした。コピーライティングが大事だなと感じて探してはいたもののコピーライティングの学び方のような本もありませんでした。詐欺のような情報商材が沢山売られていたのもこの頃で、いろんな情報商材にお金もつぎ込みました。
当時のマーケティング情報の印象としては、「専門化向け?」というもので、私からすれば、能書きはいいから、何をどう実践していけばいいのか?そこを書いていてくれよ!そんな感じでした。小売店舗レベルで実践できる形に落とし込んでいるような事例なども当時の本にはほとんど無かったのではないでしょうか。
今のネット上でも、そうだと感じています。情報量辞退は多いですが、「初心者向け」といいながら、専門用語が多く自分の商売にどう当てはめていけばいいのかのヒントがないようなものでは余計に悩みが増えて面倒臭くなって勉強するのさえ嫌になってしまいそうです。
そんな、自分の店舗を持っているオーナーさんや店長クラスの人が、手軽にチェックできてスッと腑に落ちてスグに使えるわかりやすい情報を発信していくのが本当に初心者に優しいのかなと感じています。
これまでマーケティングに関して勉強してきて思うこと。
それは、みんなわざと難しく言っているか、本人もわかってなくて難しそうに言っている。という事です。
なぜか?
お金儲けのためです。自分のほうが詳しそうだからお金がもらえる。自分のほうが詳しいから先生なんです。「じゃあ教えてあげるから●●万円です。」とお金を取りやすくしています。本人もそんなに知っていない言葉を難しそうに見せて。
このサイトではシンプルにお伝えしてあなたの商売にスグ使えるような集客、売上げアップに直結する情報をお伝えしていきます。
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マーケティングとは?
私がマーケティングを一言で言うなら
マーケティング=売る力(広い意味で)
こういう捉え方をしていれば、「なんだか難しいな・・」と迷いながら情報を探すことも無くなります。売る力に必要なアウトラインをイメージして、その都度足りてないところだけチェックして吸収して自分流に組み立てていけばいいと私は思っています。
その自分流が一番ストレスが無くて力を発揮しやすいんじゃないでしょうか。
マーケティングのアウトライン(全体像)
あなたの商品と、商品を欲しいお客さんを繋ぐ作業です。
そのためにあなたがする事は
- 商品を用意する
- 商品の魅力をまとめる
- あなたの商品を欲しがっている人はどんな人かまとめる
- 欲しがっている人を見つける
- 商品の魅力を伝える
- 商品をお譲りする
ごく当たり前のことです。
日々新しいマーケティング理論、ノウハウが生まれてネット上を賑わしていますが、商売の基本は普遍です。その根幹の部分だけ抑えて意識していれば、後は手法の違いだけですから、自分の使う手法に当てはめていけばいいだけです。
商売の基本はやっぱり “心”
私の友人で、マーケティングも何も勉強していなくても、もの凄い売る力のある人がいます。ホント何でも売っちゃいます。
自然に強い信頼関係を築いているし、売り込みが強くないから売った後も「売りつけられた」と嫌われる事も無いし、紹介が紹介を呼んでいく。
「そんなに売るんだから、マーケティング勉強したら?」といっても「わたし勉強嫌いだから、わはははっ。」と一蹴されちゃいます。こんな商才のある人もいるんです。
彼女の発想としたら、「私マーケティングを勉強してないのにガンガン売ってます。」「あなたマーケティングを勉強しているのにそれほど売ってない。」勉強すると売れなくなるんじゃないの?(笑)
こんな天才は、何もしないほうがいいですね(笑)
彼女が言う言葉で、頭に残っているのが「やっぱお客様を思う気持ちですよね。その人がどうしたら一番よくなるのか?これだけ考えてます。」
こういう気持ちが高まれば自分のやるべき事は自然に出てくるということなのでしょう。
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マーケティングという考え方を整理する
天才は別として、我々凡人は、売るためには、どういったことが必要なのか?という考え方の基本的なところは「学ぶ」というより「整理する」必要はあります。そのほうが効率がいいので早く結果が出ます。
このページでは、その為の情報を提供していきます。ネット業界で荒稼ぎしていると自称している何たらコンサルが言うような難しい言葉は使いません。その必要がないから。
私の友人のように難しい言葉は何も知らなくてもいいんですから。ただ、共通の理解としていくらかは使っていきますが、それは商売用語として普通に使っているようなものですので真新しいものでは有りませんから安心してください。
このページを見ているあなたは、何らかの商売をしているのでしょうか。多分、マーケティングを勉強したらもっと売れるんじゃないか?もっと多くのお客さんによい物を使ってもらえるんじゃないか?そんな想いがあるかもしれません。
そんなあなたの商売に少しでも活きる情報を提供できればと思っています。
売る基本。「誰に」「何を」という考え
売る基本は「誰に」「何を」売るのかをハッキリさせること。
これをハッキリさせることで、商品の目の前に来たお客さんが欲しい気持ちが強まります。
例えば、テニスのラケットを販売している人が、「このフレームは軽くて振りやすいですよ。ボールの反発力が・・・」と野球選手にアプローチしないですよね。
少なくともテニスプレイヤーですよね?
野球のスパイクを「このスパイクは地面の食いつきが良くて、ダッシュするスピードが・・・」と卓球プレイヤーに言いませんよね?
これらは極端な例ですが、興味のない人に対していくらプッシュしても絶対買うわけがないですよね。時間とエネルギーがもったいないです。
ですから、この商品とお客様をマッチさせることがまず基本的なところです。
ここで、あなたが考えるべきことは
- 「誰に」(商品を買う人)=マーケティングで言うところの「ターゲット」
- 「何を」(商品の魅力)=マーケティングで言うところの「ベネフィット」
はどんな部分(人)があるのかということです。
そして、この商品を欲しい人たちはどこにいるのか?を徹底的に考え尽くす。
私は紙にペンで書き出します。1時間くらい。もっと時間を使うときもあります。
そうすることで、どこに広告を出すべきか?ということが見えてきて、見込みの薄い不特定多数の人たちにチラシを撒いてムダにすることも無くなります。
もちろんロスは出ます。ただ、効率を上げることが出来る様になります。
【関連記事】 誰に売るべきかターゲットを決める方法
【関連記事】 商品の魅力を7倍高めるベネフィットを見つける方法
集客に関してのメッセージ発信も同じ考えです。
1人に絞る
売れている物を売る
どんな商品を欲しがっているのかリサーチして商品を作る ではなくてウチは商売決まっているから。今のお店の物をどう売るかなんだよ!という人多いですよね。
ここまで書いてきたことを実践して強いメッセージを作る事に力を入れてください。
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